ウスカバルドの末裔
精霊の加護が宿る槍や剣が存在し、水の民ウスカバルドの伝説が残る、ケルト風(?)の異世界が舞台のファンタジーです。
もうすぐ十五歳になる庭師の息子カノンは、父の使いで訪れた王宮で、聖なる槍の加護を受ける王ランキアと出会い、そして彼に憧れを抱くようになります。一方、ランキアもまたカノンを深く慈しみますが、それは静かで穏やかなものでした。しかし、民に人気の笑顔の影に寂しさを隠す王弟アリルが、カノンに興味を抱いたことがきっかけとなって、カノンは、王弟アリルと、彼のもとにいた気まぐれな琴弾きバルとともに、数奇な運命をたどることに……。
ウスカバルドの末裔 前編
- [出版] X文庫ホワイトハート(講談社)
- [ISBN] 978-4-06-255740-5
ウスカバルドの末裔 後編
- [出版] X文庫ホワイトハート(講談社)
- [ISBN] 978-4-06-255764-1
銀の手のバルドス ウスカバルドの末裔
- [出版] X文庫ホワイトハート(講談社)
- [ISBN] 978-4-06-255807-5