女王家の華燭
- 女王家の華燭
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452157-3
- 女王の髪から生じるという不思議な炎に守られた炎杳国。そこに戦いを挑み、敗れた夜冗国は、炎杳国の女王より和平の証として公主の婿を要求されます。血のように赤い瞳を持つが故に不肖の子として扱われてきた夜冗国公子・宵雪は、こうして炎杳国公主・宝蘭の元へと婿入りすることになったのでした。見知らぬ相手を「化け物」と想像し、互いに意に染まぬ政略結婚の行く末は……? 婚礼の場で初めて顔を合わせた二人ですが、一目で互いの容姿に惹かれ、さらに相手の心に触れてからは、一気に相思相愛です。この二人を巡ってはいろいろと事件がありましたが、互いにベタ惚れ、甘々な日々が続くラブストーリーでした。