2010/10/01
購入本
Cobalt 2010年11月号
- [出版] 集英社
読了本
「グランドマスター!」シリーズ、最終巻まで読了しました。コミカルな雰囲気を保ったままで、壮絶な展開のラストとなりました。もう一度最初から、伏線を確認しつつ読み返したいところです。
グランドマスター! 黎明の繭
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601414-4
グランドマスター! 名もなき勇者の物語
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601454-0
2010/10/03
読了本
隔月刊の「Cobalt」本誌最新号です。今回の特集は中華小説でした。後宮が舞台の恋愛物がたくさん載っていて、甘々でお腹いっぱいです(笑)。
Cobalt 2010年11月号
- [出版] 集英社
2010/10/05
購入本
アザゼルの刻印 欧州妖異譚1
- [出版] X文庫ホワイトハート(講談社)
- [ISBN] 978-4-06-286657-6
読了本
「英国妖異譚」の続編シリーズ第1巻です。前作であんなことになっちゃったユウリですが、あっさり復活(これに関しての騒動がユウリらしい)。シモンとアシュレイも、もちろん再登場。今作ではさらに舞台が広がり、強大な相手との対決が待ち構えているようで、今後の展開が楽しみです。
アザゼルの刻印 欧州妖異譚1
- [出版] X文庫ホワイトハート(講談社)
- [ISBN] 978-4-06-286657-6
2010/10/11
読了本
横柄巫女と宰相陛下 ある少女の思い出
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452159-7
- シリーズ第8巻。互いの思いを抑えつつ、国王と巫女という交わることにない道を歩み始めたカノンとノト。互いに相手を想いつつ、別々の場所で夏の休暇を過ごすことにした二人でしたが、ノトの滞在先である事件が起こったことから、共にその真相を探ることになります。そして、その事件の背後には、一人の「少女」の過去が絡んでいたのでした。 今回は先代巫女ローザとその一族が関わる謎解きでした。そして、あからさまに怪しい青年サリクが登場。今後に絡んできそうです。
横柄巫女と宰相陛下 煌めく嘘
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452163-4
- シリーズ第9巻。謹慎中のキルテが宮廷復帰を賭けて自領での宝石市を計画する中、謹慎中の王弟エリオが脱走し。一方カノンは、ある組織の暗躍の情報を入手し、エリオ脱走との関係を疑います。こうして、様々な疑惑が持ち上がる中で、貿易都市エピュテラでの宝石市は始まったのでした。 1巻ではせこい小悪党的な小人物と思われていた王弟エリオですが、今回は大活躍。株を大きく上げました。新登場のラメダ(様)も強烈です。
2010/10/12
読了本
「横柄巫女と宰相陛下」本編最終巻まで読了。あと1冊、番外編が出ています。
横柄巫女と宰相陛下 聖なる檻
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452164-1
- シリーズ第10巻。ついに訪れたカノンとノーラの結婚式の日。カノンへの想いを抑えつつ、聖剣の巫女としてのつとめを果たそうとするノト。しかし、式のさなかにとんでもない事件が発生、やがてシリウス王国に危機が訪れます。そして、その背後には神々と人間との因縁があったのでした。 今回もマリィの活躍が気に入ってます。エリオも意外な活躍でさらに株を上げました。シリウス王国の危機に、神々と人間の関わりの秘密が明かされて急展開ですが、その結末は次巻に持ち越しです。
横柄巫女と宰相陛下 ずっとふたりで
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-0-9452168-9
- シリーズ第11巻。神々と人間との関わり、シリウス王国の存亡を賭けた戦い、そして王と巫女との想いの行方と、怒濤の展開の本編最終巻です。 タイトルからラストシーンには期待していたのですが、予想以上でした。ラストで二人が交わした言葉が気に入っています。あと、宰相「陛下」の真の意味がわかる最終巻でもありました。(ここでもエリオ活躍)。互いの想いを抑えていたノトとカノンですが、この後どうなるのか、番外編が楽しみです。
2010/10/13
読了本
横柄巫女と宰相陛下 もっとふたりで
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452171-9
- シリーズ第12巻。本編完結後の番外編で最終巻。カノンとノトはもちろんのこと、スライとローロ、レノウとキルテ、ミルンとリリィ、エリオとフローリカ、ヒロクとオディルと、様々なカップル(?)を描いた短編集です。犬とプロキオンのセンチメンタルな会話もあります。最後はカノンとノトの結婚式と、その後のちょっとした騒動(主要キャラ総登場)の話でした。 カノンとノトが、これまで想いを抑えていた反動か、幸せいっぱいで困っています(笑)。その他のカップルもこれまでとは違う素顔を見ることができます(惚気に親ばかに猫ばか……)。このような、幸せにあふれたシリーズ最終巻でした。
2010/10/14
読了本
花嫁アンソロジー
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452172-6
- タイトル通り「花嫁」テーマの短編集で、深山くのえ「冬の蝶」、片瀬由良「愛玩王子 〜My Dear〜」、葵木あんね「青宮の華燭」の3本が収録されています。 この中では、深山くのえ「冬の蝶」が一番お気に入り。「携帯メールが平安時代にあったら」というアイデアが元になっていて、平安時代、不思議な薄様(紙)によるちょっと変わった文通の話です。
2010/10/15
読了本
人形の館と鳥籠の姫 ダイヤモンド・スカイ
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452169-6
- 薔薇に包まれた古いレンガの洋館で、たった一人の従者フォースとともに暮らす少女ディア。館とその周囲のみがディアにとってすべての世界でした。この鳥籠のような館で、フォースの命令に従って働く「人形」たちに世話をされ、姫君として何一つ不自由のない日々を送るディアは、次第にフォースに恋心を抱くようになっていきます。そして、ディアが十七歳の誕生日を迎えたとき、館を襲った異変により、永遠に続くと思われた平穏な日々は終わり、ディアの前に新たな世界が姿を現したのでした。 「外の世界」からは閉ざされた館で暮らす姫君の話です。やがて「外の世界」からやってきた者によって「鳥籠」は破られることになります。姫君と従者と人形たちにどんな秘密があるのか、あれこれ想像するのが楽しい話でした。
2010/10/16
読了本
ルチア クラシカルロマン
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452090-3
薔薇の戴冠 クラシカルロマン
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452120-7
2010/10/17
読了本
「白と黒のバイレ」シリーズ読了しました。本編3巻完結+番外編1巻。魔王マルディシオンに若返りの呪いをかけられた姫君ブランカが主人公です。1年半で十二歳の外見まで若返ってしまったブランカが、騎士セロと共に呪いを解くために旅立ちます。マルディシオンとの対決はある意味1巻で終わり(ただし呪いは解けず)、その後は、セロとマルディシオンとブランカの三角関係になっています。ある事情から、狼の姿になってついてくるマルディシオンが妙に可愛い話でした(番外編ではさらに可愛い)。番外編の後のアスセーナを想像すると、いろいろと楽しいです。
白と黒のバイレ 白き、時の流れにのせて
- [出版] ビーンズ文庫(角川書店)
- [ISBN] 978-4-04-449717-0
白と黒のバイレ 黒き、呪いの舞台にて
- [出版] ビーンズ文庫(角川書店)
- [ISBN] 978-4-04-449718-7
白と黒のバイレ 踊れ、終演のカンテと共に
- [出版] ビーンズ文庫(角川書店)
- [ISBN] 978-4-04-449719-4
白と黒のバイレ 鳴らせ、再幕のブレリア
- [出版] ビーンズ文庫(角川書店)
- [ISBN] 978-4-04-449720-0
2010/10/18
購入本
断章のグリム XIII しあわせな王子・下
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-04-868929-8
失恋竜と契約の花嫁 〜誓いのキスをもう一度〜
- [出版] B's-LOG文庫(エンターブレイン)
- [ISBN] 978-4-04-726844-9
アルビオンの夜の女王 ―金色の闇と愛の密約―
- [出版] B's-LOG文庫(エンターブレイン)
- [ISBN] 978-4-04-726841-8
聖鐘の乙女 月の聖女と夜の怪人
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4187-4
聖なる花嫁の反乱 〜亡国の御使いたち〜 5巻
- [出版] フレックスコミックス(ソフトバンククリエイティブ)
- [ISBN] 978-4-7973-6009-7
コーラル ―手のひらの海― 2巻
- [出版] 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス(朝日新聞出版)
- [ISBN] 978-4-02-213161-4
タブロウ・ゲート 7巻
- [出版] プリンセスコミックス(秋田書店)
- [ISBN] 978-4-253-19607-9
読了本
タブロウ・ゲート 7巻
- [出版] プリンセスコミックス(秋田書店)
- [ISBN] 978-4-253-19607-9
2010/10/19
読了本
双剣の影使い 夕映えの丘のリーザ
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452128-3
七番目の世界
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452133-7
2010/10/20
読了本
1巻だけ読んでた「封印の女王」シリーズ、最終巻まで読了。
封印の女王 恋の翼は白銀のきらめき
- [出版] ビーンズ文庫(角川書店)
- [ISBN] 978-4-04-454602-1
- シリーズ第2巻。女王としての自覚が芽生えたリーゼロッテは、「王国東部の街が魔獣によって滅びる」という噂を耳にします。その出所らしい怪しい予言者を調べるうちに、東部の街で魔獣が発生。リーゼロッテは以前から検討していた方法による封印を行うため、周囲の反対を押し切り、東部へと向かったのでした。 リーゼロッテはその献身的な活躍で、女王として人々に認められつつあります。一方で、レオンハルトとの恋も進展中。今回初めて姿を見せた翼主さまが意外でした。
封印の女王 永遠の翼は約束の空へ
- [出版] ビーンズ文庫(角川書店)
- [ISBN] 978-4-04-454603-8
- シリーズ第3巻。女王としての結婚問題とレオンハルトへの想いで揺れるリーゼロッテ。そんな中、魔法を使う謎の青年ルカによって、王宮が奪われてしまいます。そしてルカの背後には、かつて封印に失敗した魔翼人ヘクデスがいたのでした。一方、王宮を脱出したリーゼロッテは、ヘクデスを封印するための準備が二百年前から密かに進められてきたことを知ります。やがてリーゼロッテたちは、王宮を奪還し、ヘクデスを封印するために動き出したのでした。 ある意味キーファスが大活躍の最終巻。リーゼロッテの恋も成就したところでシリーズ完結です。
2010/10/21
読了本
聖鐘の乙女 月の聖女と夜の怪人
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4187-4
- シリーズ第8巻。ジェッツにキスされた衝撃、ある意味で過保護になったネイトに、甘い言葉をかけてくるサリアン様と、アティーシャの悩みの種が尽きない中で訪れた学園祭当日。「女装」したアティーシャは歌劇のヒロインとして舞台に立ったのでした。 アティーシャの「女装」は彼女に危険を及ぼすと考えたネイトがとったある行動、甘い言葉で驚くべき提案を持ちかけてきたサリアン様、そしてジェッツの「ブラーノ」の秘密など、主要登場人物の様々な一面を見ることができた話でした。マデリーンの手によるアティーシャの「女装」はとても可愛いですが、確かにこれは危険です。そして急展開の結末から以下次巻。ところでタイトルの「月の聖女と夜の怪人」は、ネイトとサリアン様でしょうか。
2010/10/22
読了本
宝石姫は微笑まない。
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4170-6
- 石の声を聞き、石の花を咲かせることができる「宝石姫」ファーラ。王位を奪った簒奪者から逃れ、寒村で隠れ暮らす彼女のもとに、ある日、傭兵のダリオンとセルツァが現れます。ファーラの許嫁である隣国の王子の元へ、彼女を送り届ける密命を帯びた彼らとともに、ファーラは旅立ちますが、彼女は次第にダリオンへの思いを募らせていくのでした。 賢くて剣の腕が立ち、常に前向きのファーラと、無口で頑固な大剣使いのダリオン、陽気で華やかで気が回るセルツァ。この姫君と二人の傭兵の取り合わせがよいです。
2010/10/23
読了本
少年巫女姫と龍の守り人
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4107-2
イバラ学園王子カタログ
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4121-8
恋する人魚姫と8つの受難
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4127-0
2010/10/24
読了本
少年魔法人形 キスからはじまる契約魔法
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4122-5
- 百年の歴史を誇る私立の六年制共学校レヴィントン。そこに通うエミリアは、感情を素直に表現できず、周囲からは冷酷だと思われてしまっている少女でした。そんな彼女が、図書館の隠し小部屋で偶然見つけた美少年の人形。それ以来、目を閉じて動かないその人形相手に感情をぶちまけたり、挨拶の練習をするエミリア。しかしある日、エミリアのちょっとした行動がきっかけとなって人形は目覚め、ラスと名乗って動き始めます。こうして、ツンデレ少女とツンデレ魔法人形の学園の日々が始まったのでした。
花冠の騎士
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4141-6
- 王都にある伝説の神樹ガーランディウムに祈りを捧げ、「花冠の騎士」ガーランドになるために、辺境の村からやってきた少女レナが主人公。彼女の目的は、実の両親と養父母を奪った山の悪魔を倒す力を得ることでした。ガーランディウムへの宣誓の際に巻き込んでしまった近衛師団副長ルーカスとともに、花冠の騎士となったレナ。堅物なルーカスとの意志疎通に苦労し、ガーランディウムの意志に振り回されつつも、様々な人々出会い、レナは花冠の騎士としての力を高めていきます。そして、レナは悲願である山の悪魔との対決に赴くのでした……。 レナは感情豊かな少女なのですが、考えていることが顔に出ず、常に無表情で、しかも口数が少ないため、いきなり突飛な行動をとるように思われてしまっています。この話は、こんなレナの一人称で語られています。そのため、レナが必死で考えている事と実際の言動、それに対するルーカスの反応が印象的で面白い話でした。あと、小さいけど「お姉さん」の女王様のエリザベートが気に入ってます。
はなひらく ―淵国五皇子伝―
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4156-0
- 植物に活力を与えて急成長させてしまう特殊体質の少女カナン。幼いときに出会った「異人さん」を心の支えに、西の国の大学に居候していた彼女は、ある日、大学を訪れた異国の青年・善が持っていた「奇跡の実」を発芽させ、そのツタに寄生されてしまいます。「奇跡の実」はある病を治す唯一の薬であり、カナンはその「病」の患者がいるという東方の帝国にツタごと連れていかれることなったのでした。そして、こんな彼女を待っていたのは、呪われた体を持った五人の皇子たち。カナンは東方の帝国の王宮で、五人の個性的な皇子たちと暮らし始めたのでした。 タイトルの「はな」は皇子たちのこと。そして、花を開かせるのはカナン。クライマックスの「花狩人」カナンは格好良かったです。
2010/10/25
購入本
クシエルの啓示 3 遥かなる道
- [出版] ハヤカワ文庫FT(早川書房)
- [ISBN] 978-4-15-020522-5
紋章の覇者 翼を継ぐ者4
- [出版] C★NOVELS Fantasia(中央公論新社)
- [ISBN] 978-4-12-501127-1
カルバニア物語 13巻
- [出版] キャラコミックス(徳間書店)
- [ISBN] 978-4-19-960456-0
読了本
ワイルドブーケ 花の咲かないこの世界で
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4020-4
ワイルドブーケ 想いを綴る花の名は
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4050-1
2010/10/26
読了本
女王家の華燭
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452157-3
- 女王の髪から生じるという不思議な炎に守られた炎杳国。そこに戦いを挑み、敗れた夜冗国は、炎杳国の女王より和平の証として公主の婿を要求されます。血のように赤い瞳を持つが故に不肖の子として扱われてきた夜冗国公子・宵雪は、こうして炎杳国公主・宝蘭の元へと婿入りすることになったのでした。見知らぬ相手を「化け物」と想像し、互いに意に染まぬ政略結婚の行く末は……? 婚礼の場で初めて顔を合わせた二人ですが、一目で互いの容姿に惹かれ、さらに相手の心に触れてからは、一気に相思相愛です。この二人を巡ってはいろいろと事件がありましたが、互いにベタ惚れ、甘々な日々が続くラブストーリーでした。
2010/10/27
読了本
「ダブル・エンゲージ」読了。同じ世界が舞台の二つの話です。登場人物が一部共通で、クロスオーバーする展開もあります。それぞれ巻末に、もう一方の話とリンクする短編が載ってます。さらにカバーを外すとおまけがついてます。
ダブル・エンゲージ 企む王子は殺し屋と踊る
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4150-8
- 崩壊寸前の傭兵隊「烈風鳥」を立て直す金を稼ぐため、王国の王子アルヴィンの暗殺を一人で引き受けたエステル。しかし暗殺は失敗し、さらにアルヴィンに唇まで奪われ混乱して逃げ出したエステルを待っていたのは、依頼主の死の呪いに冒された傭兵隊の仲間たちでした。その呪いを解く条件は王子暗殺を成功させること。こうして再度、王宮へと忍び込むエステルでしたが、彼女は冷酷非道と噂されるアルヴィンに惹かれ始めていました。一方、アルヴィンはある目的のために、エステルを「利用」することを考えていたのでした。 傭兵隊所属で訓練は優秀だけど実戦未経験で純情な少女エステルと、冷酷非道と噂されるも思慮深い王子アルヴィン。じりじり進んでいく二人の関係がよいです。
ダブル・エンゲージ 偽りの姫は騎士と踊る
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4151-5
- 父王を家臣に殺され、王国から脱出した姫君ディアナと、幼い頃から彼女に忠誠を尽くしてきた女騎士エフィ。エフィに想いを募らせるディアナでしたが、ある理由から自らの想いを伝えることはできずにいました。そしてディアナはエフィに冷たく当たり、遠ざけようとしますが、エフィは頑なにディアナから離れることを拒み続けます。やがて訪れた故国の危機。ディアナはある決意を胸に、故国へと戻る旅に出たのでした。 可憐でわがままに見えるディアナ姫ですが、実はとても思慮深いです。一方のエフィは直情的。こんな二人の百合ものです。
2010/10/28
購入本
環の姫の物語 下
- [出版] 幻狼ファンタジアノベルス(幻冬舎コミックス)
- [ISBN] 978-4-344-82075-3
読了本
王宮コメディーの「カルバニア物語」最新巻読了。この巻から装丁が変わっています。今回の主役はアナベルとナジャル(自分のことしか考えてない投げやりな二人)、キーワードは久しぶりに登場のココア・タワー(幽霊が出る)でしょうか。いつも通り楽しいシリーズでした。
カルバニア物語 13巻
- [出版] キャラコミックス(徳間書店)
- [ISBN] 978-4-19-960456-0
2010/10/29
購入本
破妖の剣6 鬱金の暁闇 7
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601460-1
鳥籠の王女と教育係 恵みの環の魔王
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601466-3
悪魔のような花婿 遅れてきた求婚者
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601467-0
ブランデージの魔法の城 魔王子さまの帰還
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601468-7
氷雪王の求婚 〜春にとけゆくものの名は〜
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601469-4
読了本
「コーラル ―手のひらの海―」第2巻読了。少女・珊瑚が語る、人魚コーラルをはじめとする不思議な海の物語。生々しい現実と、残酷な海の物語がどことなく混ざり合うシリーズです。
コーラル ―手のひらの海― 2巻
- [出版] 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス(朝日新聞出版)
- [ISBN] 978-4-02-213161-4
2010/10/30
読了本
バベルの歌姫 ―悪霊娘と落ちてきた恋人―
- [出版] B's-LOG文庫(エンターブレイン)
- [ISBN] 978-4-7577-4716-6
バベルの歌姫 ―身代わり王女の無謀な駆け落ち―
- [出版] B's-LOG文庫(エンターブレイン)
- [ISBN] 978-4-7577-4883-5
バベルの歌姫 ―身代わり王女と悪霊歌姫―
- [出版] B's-LOG文庫(エンターブレイン)
- [ISBN] 978-4-7577-5033-3
2010/10/31
読了本
「女神の娘の恋歌」シリーズ全3巻読了。
光の女神キリヤナの娘でありながら、闇に堕ち魔神ジャイナルの妻となったマライナ。伝説では「光の乙女」とも「闇の聖女」とも呼ばれる女神の娘と同じ名を持つ少女が主人公です。マライナではなく略称のミーナと名乗り、十八歳にして司祭となった彼女は、怪異の多いことで有名な辺境の地グメーラへと赴任してきます。そこで彼女を待っていたのは、「魔王」伯という呼び名に反して穏やかな伯爵ナリスフレイ。しかし、家令や村人たちのミーナに対する態度はどこかぎこちなく、彼女は次第に違和感を覚えていきます。そしてその夜、ミーナはナリスフレイにうり二つで、不肖の弟だと名乗る男レイヴェンに出会ったのでした。
神々の時代になされた、女神の娘マライナと魔神ジャイナルを巡る予言。ある秘密が隠された辺境の地で動き出した、訳ありの出生を持つ司祭ミーナと、これまた訳ありの「魔王」伯ナリスフレイ、弟レイヴェンの物語です。
女神の娘の恋歌 暁は伯爵、黄昏は魔王
- [出版] B's-LOG文庫(エンターブレイン)
- [ISBN] 978-4-04-726068-9
女神の娘の恋歌 光の乙女、闇の聖女
- [出版] B's-LOG文庫(エンターブレイン)
- [ISBN] 978-4-04-726476-2
女神の娘の恋歌 一瞬の光、永遠の輝き
- [出版] B's-LOG文庫(エンターブレイン)
- [ISBN] 978-4-04-726768-8