2010/08/02
サイト開設12周年
本日をもって、このサイトは開設から12年となりました。
(2000年以前はろくに更新してませんでしたが。ちなみに2000年より前のコンテンツはこのサイト内に組み込まれています)
ライトノベルの紹介を中心にちまちまと更新してきました。12年というと小学校に入学したばかりの子供が高校を卒業するまでの時間で、自分でもよく続いているな、と思っています。まあ、自作の蔵書管理ツールと連動しているので、買った本の羅列だけなら更新の手間はほとんど無い(ボタン押すだけ)というのも大きいですけどね(笑)。
それにしても、この12年間でインターネットの環境も大きく変わりました。12年前はまだアナログモデムのダイヤルアップが普通で、ブログなんてのもありませんでしたが、その時期からお気に入りにライトノベル等の紹介をしてきました。当時からたくさんの素晴らしい読書系サイトがありましたが、その大半は既に存在していません。なんとなく寂しい気もしますが、このサイトは行けるところまで行ってみたいと考えております。既に、サイト更新は生活の一部になっていますし。
今後も基本的には、このサイトのままで更新を続ける予定です。ブログ化も考えたのですが、「ブログ化してもコンテンツが増えるわけでもなく」ということで見送りました。懸念点としては、このサイト管理に使っている自作ツールがWindowsXPでないと保守できないということで、その辺が課題かなとは思っています。保守が不可になった場合には、このサイトを更新終了(凍結状態)にしてブログか何かに移行するかもしれません。まあ先の話ですが。
最近は多忙気味で実読本が500冊台後半をうろうろしている状況。今後も何とか時間を作って読書して作品紹介をしていきたいと思っています(手抜きはご容赦ください(笑))。
今後とも、このサイトをよろしくお願いいたします。
2010/08/03
読了本
「アリアではじまる聖譚曲」第3巻です。
二千年前に殺された聖女の生まれ変わり「候補」として、異世界テルミナへと強引に連れてこられた、昼ドラ好きの少女・高坂アリア。彼女がそこで聖女候補として経験する様々な「試練」を描いたコメディーです。
アリアの教師役の教会博士ジュリアス、護衛の正騎士ユース、アリアに興味を抱く神聖王国の王弟クラウディオといった美青年に、アリアを溺愛しているらしい同級生の曜子も加わって、聖女という存在を巡る騒動が繰り広げられます。なによりも、アリアが時折放つ「後ろ向き大絶叫」がポイントです。
この3巻では本編で重要な展開がありました。次にアリアがどう行動するのか楽しみです。
アリアではじまる聖譚曲 略奪者は聖女をうばう
- [出版] ビーンズ文庫(角川書店)
- [ISBN] 978-4-04-453807-1
2010/08/10
購入本
マラザン斃れし者の書1 碧空の城砦2
- [出版] ハヤカワ文庫FT(早川書房)
- [ISBN] 978-4-15-020518-8
春夢の花嫁 珠閣雷鳴
- [出版] X文庫ホワイトハート(講談社)
- [ISBN] 978-4-06-286650-7
姫君返上! 聖者の花嫁となる者
- [出版] ウィングス文庫(新書館)
- [ISBN] 978-4-403-54156-8
小説ウィングス 2010年夏号(No.68)
- [出版] 新書館
2010/08/12
購入本
ハミルティアの花庭 〜うるわしの国と奇跡の七華〜
- [出版] B's-LOG文庫(エンターブレイン)
- [ISBN] 978-4-04-726699-5
花は後宮にあり! 後宮解散と届かない手紙
- [出版] B's-LOG文庫(エンターブレイン)
- [ISBN] 978-4-04-726701-5
聖なる花嫁の反乱 〜亡国の御使いたち〜 3巻
- [出版] フレックスコミックス(ソフトバンククリエイティブ)
- [ISBN] 978-4-7973-6007-3
2010/08/17
読了本
季刊「小説ウィングス」の最新号です。
「金星特急」は第6話で「草原篇・後篇」。金星特急の乗客たちに課せられた生き残りの条件は、月氏の誰かに挑戦して勝利すること。砂鉄やユースタスの手を借りられない状況下での、錆丸の決断が焦点です。今回で主要登場人物の秘密や人間関係がかなり明らかになりましたが、一方で錆丸に関してはさらに大きな謎が出てきました。また、世界設定についても何か裏がありそうです。「金星」も相変わらず謎ですし、最後にはそれらが全部結びついてくれるのかな、と楽しみにしています。
「天涯のパシュルーナ」は第9話。新登場のキテレツ仮面の将軍閣下が、正体も含めて強烈です。その口によって語られた帝国側の事情と、パシュルーナ女神の話から、トゥラルクたち(というよりヒルクィットか?)は王国の危機を乗り越えるための「演出」を考え出したのでした。
この他、読み切りの「死にたい騎士の不運」「花詠姫と水上騎士団」も良かったです。
次号は11/10発売予定。「天涯のパシュルーナ」は最終回。今回は掲載なしでしたが「姫君返上!」も佳境に入るようです。もちろん「金星特急」も楽しみにしています。
小説ウィングス 2010年夏号(No.68)
- [出版] 新書館
2010/08/18
購入本
華嫁は玉座に誘う
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4178-2
ドリーナ姫童話 クイーン・ヴィクトリア冒険譚
- [出版] プリンセスコミックス(秋田書店)
- [ISBN] 978-4-253-19048-0
夜型愛人専門店 ―ブラッド ハウンド― 完全版
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-18666-3
2010/08/19
読了本
ドリーナ姫童話 クイーン・ヴィクトリア冒険譚
- [出版] プリンセスコミックス(秋田書店)
- [ISBN] 978-4-253-19048-0
夜型愛人専門店 ―ブラッド ハウンド― 完全版
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-18666-3
2010/08/20
読了本
華嫁は玉座に誘う
- [出版] 一迅社文庫アイリス(一迅社)
- [ISBN] 978-4-7580-4178-2
2010/08/21
読了本
以前、講談社から5巻まで出ていたシリーズの再刊です。5巻まで毎月再刊し、その後に6巻(以降?)が出る予定です。なお、再刊に当たって各巻には描き下ろしが追加されています。
美しく豊かな地エーレで生まれ育った天真爛漫で快活(別名「山ザル」)な少女エリセ。彼女はある日、エーレの森の神に仕える「花嫁」に選ばれます。11年ごとに繰り返されてきた「花嫁」の儀式は、2年間の聖殿での務めであり、その後には幸せな生活が約束されていました。しかし、エリセを待ち受けていたのは、これまでとは全く違う、「九番目の花嫁」という過酷な運命だったのでした。
聖なる花嫁の反乱 〜亡国の御使いたち〜 1巻
- [出版] フレックスコミックス(ソフトバンククリエイティブ)
- [ISBN] 978-4-7973-6005-9
2010/08/24
読了本
「麗しの薔薇姫」は男の子、のシリーズ第3巻です。本編の方はこの5月刊行の「小説ウィングス」で一話先に進んでいます。11月刊行の同誌で続きが掲載される予定で、アレクの「姫君返上」計画はいよいよ正念場を迎えそうです。
姫君返上! 聖者の花嫁となる者
- [出版] ウィングス文庫(新書館)
- [ISBN] 978-4-403-54156-8
- 男の子なのに「皇女」をやらされているアレクの物語第3巻。今回は前巻に引き続き、聖祓魔師ノエルの恋愛の話です。彼女の想い人である師兄ギィ・アドルフが登場、ノエルとジークの結婚話を持ち込みます。それを知ってしまったノエルは……? こんなノエル恋愛騒動の決着編に加えて、アレクの両親の話「昔々、皇宮で」が収録されています。 今回はアレクは脇役で、ノエルの乙女心が炸裂する番外編でした。恋愛騒動は順当に落ち着き、次からは再びアレクの話に戻るようです。外伝の方は、アレクの両親、皇太子フリッツと洗濯女ユーディットがなぜ出会ったのか、体の弱かった皇太子妃はなぜユーディットを皇后に推したのか、といった事情が分かる話です。ユーディットがなかなかの女傑で爽快でした。
2010/08/25
購入本
女魔法使いと白鳥のひな
- [出版] 創元推理文庫(東京創元社)
- [ISBN] 978-4-488-52012-0
クシエルの啓示 2 灼熱の聖地
- [出版] ハヤカワ文庫FT(早川書房)
- [ISBN] 978-4-15-020519-5
人形の館と鳥籠の姫 ダイヤモンド・スカイ
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452169-6
横柄巫女と宰相陛下 ずっとふたりで
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-0-9452168-9
2010/08/26
読了本
先日出た第11巻で本編完結の「横柄巫女と宰相陛下」シリーズですが、ようやく3巻と4巻を読了。ノトとカノンの関係も少しずつ緊密になってきてます。リリィ様が大活躍(?)で素晴らしいです(巻頭の登場人物紹介でも他の脇役より目立ってます)。ノトとカノンの関係の落ち着きどころとリリィ様の今後の活躍が楽しみです。
横柄巫女と宰相陛下 王宮は秘密だらけ
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452136-8
- シリーズ第3巻。シリウス国王カノンの妹に求婚するために密航してきた、大国サディルの王子アロルト。ところが、カノンがアロルトの真意を計りかねているうちに、シリウス王宮である大事件が発生し、その解決のためにカノンとノトは奔走することになります。また、カノンの妹が持つ灰色の瞳が、シリウス王国の神話と絡んできて、ある秘密が明らかになります。
横柄巫女と宰相陛下 金色の悲喜劇
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452140-5
- シリーズ第4巻。王と聖剣の巫女としての義務を果たすため、ランダルセ家の治める地の神殿へと向かったノトとカノン。ランダルセ家の一員であるリリィも、祭りに舞姫として出るために同行します。しかし、祭りの当日、リリィはノトともに失踪。その背後には、ランダルセ家のお家騒動があったのでした。一方、離ればなれになってしまったノトとカノンは、これまでになく互いを想っていることに気づいたのでした。
2010/08/28
読了本
横柄巫女と宰相陛下 届かぬ君へ
- [出版] ルルル文庫(小学館)
- [ISBN] 978-4-09-452145-0
- シリーズ第5巻。シリウス王国の新年を迎える大祭祀のさなか、開かれたキルテ主催の夜会。その場に、キルテの人生を揺るがす知らせが届きます。やがて、キルテの想いに絡んでさまざな出来事が起こり、王宮を揺るがしたのでした。 今までカノンが「好き」だったノトですが、今回ついに「恋」を自覚しました。今の立場では結ばれることはないノトとカノンの今後が楽しみです。
2010/08/30
購入本
まだ今年は4ヶ月残っているのに予算超過……。
恋人たちのファンタジー・ヒストリカル 愛は沙漠の風に導かれて
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601446-5
花咲ける庭 お嬢さんと花嫁のススメ
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601447-2
碧の祝福 神々の求愛
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601448-9
白と黒のバイレ 鳴らせ、再幕のブレリア
- [出版] ビーンズ文庫(角川書店)
- [ISBN] 978-4-04-449720-0