柚木空 (更新終了)

シャーレンブレン物語

シャーレンブレン物語 見習い従者と銀の姫
[著者] 柚木空 [イラスト] 鳴海ゆき
[出版] ルルル文庫小学館
[ISBN] 978-4-09-452068-2
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子供の頃に共に過ごした「癒し姫」に再会するために医師見習いとなった少女ミナワ。憧れの人に再会したミナワですが、実は癒し姫は男(公式には秘密)で、彼女はその従者にされてしまったのでした。こんな二人が関わることになったある事件の物語です。 カバーイラストからミナワは男の子だと思ってたけど違ってました……。ミナワが可愛くて良いです。
シャーレンブレン物語 癒し姫の結婚
[著者] 柚木空 [イラスト] 鳴海ゆき
[出版] ルルル文庫小学館
[ISBN] 978-4-09-452085-9
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シリーズ第2巻。カヴァレリア事件の解決に当たって癒し姫が「活躍」したことから、懸案だった癒し姫の婚姻問題が、賢老院の権力争いと絡んで持ち上がり、三人の候補者がやってきます。男であることを隠し、癒し姫として候補者達と接するユリウスですが、候補者達の対立は次第に過熱し、再び事件が起こったのでした。 やっぱりミナワ可愛い……(笑)。アレクシオとお菓子の話で盛り上がる場面は和めます。新登場の公爵令嬢フォルティシアも可愛いけどテンションが高すぎてちょっと疲れました。本編の方は、癒し姫を巡る権力争いとかユリウスの過去とかいろいろ暗いところも増えてきました。
シャーレンブレン物語 舞踏会と花の誘惑
[著者] 柚木空 [イラスト] 鳴海ゆき
[出版] ルルル文庫小学館
[ISBN] 978-4-09-452108-5
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シリーズ第3巻。身分を隠して神殿を離れ、避暑地へとやってきたユリウス一行。けが人を助けた縁で、近くの村の薬草園へと通い始めたミナワでしたが、そこにはある秘密があったのでした。 今回はキオの過去絡みの話でした。緊迫する場面も数多くありましたが、ラストはお茶会でほんわか。そして、フォルティシアは大物だと思います(笑)。
シャーレンブレン物語 恋の蕾と秘密の小箱
[著者] 柚木空 [イラスト] 鳴海ゆき
[出版] ルルル文庫小学館
[ISBN] 978-4-09-452124-5
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シリーズ第4巻で番外編です。3巻の避暑地での裏話「遠い国のおとぎ話」、ミナワとユリウスの幼少期の話「妖精のたまご」、アレクシオと元婚約者の話「乙女は騎士を夢に見る」、ミナワがユリウスの従者になった頃の話「いつもの日々」、王子の両親のなれそめ話「茨の姫と白狼の君」、「妖精のたまご」の後日談「手紙」の6本が収録されています。 登場人物の意外な姿がいろいろと楽しめる短編集でした。やっぱりミナワ可愛い(笑)。「乙女は騎士を夢に見る」のエメの隠れ乙女っぷりも良いです。
シャーレンブレン物語 ふたりの聖女
[著者] 柚木空 [イラスト] 鳴海ゆき
[出版] ルルル文庫小学館
[ISBN] 978-4-09-452139-9
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シリーズ第5巻。少しずつ近づいていくミナワとユリウスの関係が微笑ましいですが、謎の聖女(偽物)の登場と「詩人」の暗躍で、王都は危機的状況に陥ります。
シャーレンブレン物語 はじまりの約束
[著者] 柚木空 [イラスト] 鳴海ゆき
[出版] ルルル文庫小学館
[ISBN] 978-4-09-452149-8
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シリーズ最終巻。王都を脱出し、行方不明となったユリウスを探すミナワ達。やがて再会した彼らは、再び王都を目指します。そして、シャーレンブレン王国が長年抱え込んできた問題を解決すべく、思い切った作戦に打って出たのでした。 エピローグはミナワとユリウスの笑顔が目に浮かぶようです(カバーイラストがそんな感じ)。シリーズ完結です。
http://www.matsubokkuri.net