渡瀬桂子 (更新終了)

癒しの手のアルス

永遠とも思われる寿命を生き、様々な妖しの術を行ったとされる妖精族。彼らが去り、今は人間だけが暮らす大陸を舞台にした物語です。

癒しの手のアルス ―嘘つきたちが駆けてゆく―
[著者] 渡瀬桂子 [イラスト] KIRIN
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600344-5
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触れるだけで、どんな傷や病気でも治癒するという「癒しの手」の持ち主アルス。半ば伝説と化しているこの放浪の治癒能力者を求めて、王国タイレンの竜騎士ラティスとその部下たちは、噂を頼りに辺境の村レンベリーを訪れます。そこで彼らが出会ったのは、アイリスと名乗る美しい娘と、その夫らしき赤い髪に褐色の男アーウィンの二人。アルスを知っているというその娘に、案内を頼んだラティスでしたが……? 山のような嘘にまみれて、輝くのは一つの真実。
癒しの手のアルス ―銀の遺跡に舞え―
[著者] 渡瀬桂子 [イラスト] KIRIN
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600395-7
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シリーズ第2巻。旅芸人の一座に拾われ、興行の傍らで魔物退治をすることになったアルスとアーウィン。魔物騒動の原因を探っていた彼らは、妖精族の遺跡へとたどり着きます。そこにあったのは、アルスという存在に関わるものでした。
癒しの手のアルス ―月の光に凍れよ涙―
[著者] 渡瀬桂子 [イラスト] KIRIN
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600468-8
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シリーズ第3巻。「アイリス」に一目惚れしてついてきた男ウィルとともに、放浪の旅を続けるアルスとアーウィンは、魔物に襲われていた大商人ハルバードを救います。護衛として、ハルバードと街に入ったアルスたちは、そこでかつてアルスと共に暮らした女性と出会ったのでした。
癒しの手のアルス ―森は全てを呑み込んで―
[著者] 渡瀬桂子 [イラスト] KIRIN
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600524-1
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シリーズ第4巻。魔物の巣の近くにある温泉街マールに立ち寄ったアルスとアーウィンは、街が二年ごとに魔物を操る妖術使いに生け贄を捧げていることを知り、その妖術使いに会いに行くことを思い立ちます。その時アルスの頭にあったのは、ある妖精族の生き残りの「マールには近寄るな」という言葉だったのでした。 アルスには「衝撃的事実」が明かされたようですが、読者には秘密のまま……。

魂守記

魂守記 −頭蓋骨は秋空を見上げる−
[著者] 渡瀬桂子 [イラスト] 火田千捺
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614774-3
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死者の魂を導くために魂呼びの火を灯し続け、時には死霊と戦う事もあったという一族「魂守」の末裔である高校生、風見恭一。昔から一族を守ってきたという青年姿の「御守」ととに、「普通の高校生」としての日々を漫然と過ごしてきた恭一でしたが、その日常は殺人事件の現場近くで恭一が拾った頭蓋骨によって破られる事に……。
http://www.matsubokkuri.net