我鳥彩子 (更新終了)

月の瞳のエゼル

親が分からず、他人とは違う月色の瞳を持つがゆえに霧魔を呼び寄せると言われ、街の人々に敬遠されてきた少女エゼル。そんな彼女もある日、霧魔に襲われますが、彼女を救ったのは、霧魔の討伐隊を率いる王子フェルシャッフェルティでした。助けられたエゼルは王子の胸に「穴」があることに気づき、それを告げられた王子はエゼルを王城へと連れ帰ることを決めたのでした。こうして、王子のもとで働くことになったエゼル。しかし、エゼルと王子の間には魔物に関する、ある秘密が隠されていたのでした。

エゼルとフェルシャッフェルティの間には、ある秘められた関係がありますが、エゼルはそれに関わりなく自分自身を見て欲しいと願っています。一方、フェルシャッフェルティはなかなかエゼルへの一歩を踏み出せません。そんな中、少しずつ心を通わせていく二人の物語です。

月の瞳のエゼル 〜太陽の王子と闇の鉤爪〜
[著者] 我鳥彩子 [イラスト] 凪かすみ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601439-7
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月の瞳のエゼル 〜金の木の実と神離れの歌〜
[著者] 我鳥彩子 [イラスト] 凪かすみ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601487-8
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月の瞳のエゼル 〜恋の扉と閉ざされた鏡〜
[著者] 我鳥彩子 [イラスト] 凪かすみ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601517-2
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シリーズ第3巻。魔物が作らせた鏡をめぐっての一騒動。エゼルとフェルシャッフェルティのいちゃいちゃぶりにはさらに磨きが掛かって、ついには魔物を撃退してしまいました。
月の瞳のエゼル 〜夢の蕾と黄昏の花〜
[著者] 我鳥彩子 [イラスト] 凪かすみ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601552-3
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シリーズ第4巻。王子フェルシャッフェルティとの結婚を前に、身分を整えるために北部貴族ラージア家の養女となったエゼル。教育のため、しばらく北部で過ごすことになったエゼルは、夢の中で春の女神たちに出会い、その中の一人に憑依されてしまいます。一方、王子フェルシャッフェルティは、北部で春の到来が遅れていると知り、魔物の仕業を疑っていたのでした。 今回もエゼルとフェルシャッフェルティはいちゃいちゃです。「ミツバチ王子」ことフェルシャッフェルティは、自分を「フェリィ」と呼ばせようとしますが、エゼルは恥ずかしがってなかなか呼んでくれません。また、ヴィクレーイルとノウィルギィや、春の女神マリューンと冥界神アズールのカップルもいろいろと楽しいです。
月の瞳のエゼル 〜春のささやきと沈みゆく月〜
[著者] 我鳥彩子 [イラスト] 凪かすみ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601591-2
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シリーズ第5巻。エゼルの輿入れの日が近づく中、エゼルとフェルシャッフェルティのいちゃいちゃぶりに怒った春の女神マリューンの悪戯で、王都のあちこちで恋の暴走が起こってしまいます。一方、エゼルに憧れる少女・ティルカが、エゼル付きの侍女に雇われてから、なにやら不気味な現象が……? 今回もいちゃいちゃのエゼルとフェルシャッフェルティ。そしてついにやってきた輿入れの日、エゼルを襲ったあるできごと。これからエゼルはどうなるのか、話は次巻に続きます(今回はいわば前編です)。
月の瞳のエゼル 〜月の雫と囚われの瞳〜
[著者] 我鳥彩子 [イラスト] 凪かすみ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601628-5
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シリーズ第6巻。侍女ティルカと容姿が入れ替わってしまったエゼル。やがて春の女神マリューンのお告げにより、エゼルとティルカが裏表の関係にあることを知った王子フェルシャッフェルティは、ひっくり返ってしまった関係を元に戻す方法を探り始めたのでした。 シリーズ最終巻。最後の締めはエゼル手製の巨大ケーキ……じゃなくて、誓いの口づけでした。

最後のひとりが死に絶えるまで

最後のひとりが死に絶えるまで
[著者] 我鳥彩子 [イラスト] 水谷悠珠
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601353-6
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秘宝「創世の石」を盗んだ天才調香師エォンを追う、亡国の王子ラエル。ついにエォンに追いついたラエルが見たのは、賊に斬られても生き返るエォンと、宝石しか食べることが出来ない特異体質の少女レクィエ。エォンに溺愛されているレクィエでしたが、彼女は何故かエォンを遠ざけようとしていました。そして、レクィエは「創世の石」を食べてしまったと言い張り、ラエルに石の代わりに彼女を連れ帰るよう提案したのでした。 すべての生き物は互いに殺し合うために創造され、最後のひとりが死に絶えることで完成される旧世界。しかし、旧世界で死ぬことができず新世界に迷い込み、そこでも死ぬことができずさまよい続ける「最後のひとり」と、彼を殺すために神が施したある仕掛けをめぐる物語です。

贅沢な身の上

贅沢な身の上 ときめきの花咲く後宮へ!
[著者] 我鳥彩子 [イラスト] 犀川夏生
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601532-5
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趣味にすべての情熱を注ぐ、豪商の娘・花蓮。両親に頻繁に縁談を迫られるようになった彼女は、趣味に邁進する時間を確保するため、新皇帝の後宮に入ることを思いつきます。やがて、後宮に入り込むことに成功し、有意義な時間を過ごす花蓮は、新皇帝が命を狙われているという噂を耳にします。「新皇帝に何かあっては、自分は後宮にいられなくなる……」と、犯人を見つけることを決意して夜の庭を歩き回っていた花蓮は、範典狼と名乗る皇城警吏の青年と出会ったのでした。 後宮で趣味に邁進する娘・花蓮と、謎の皇城警吏・典狼の中華風後宮ラブコメです。花蓮の行動原則がわかりやすくて心地よいです。そしてなんと言っても「むふむふ」です。むふむふ。花蓮は楽しい妄想に浸ると口元が「むふむふ」するのです。むふむふ(笑)。
贅沢な身の上 ときめきは海を越えて!
[著者] 我鳥彩子 [イラスト] 犀川夏生
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601557-8
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皇帝・天綸に気に入られてしまった後宮の少女・花蓮。しかし、彼女は迫る天綸をものともせず、趣味への邁進を続けます。そんなある日、街を散策中の花蓮は厄介事に巻き込まれます。しかし彼女は様々な障害をものともせず、持ち前の妄想力で真相に迫っていくのでした。 残念皇帝とむふむふ娘のシリーズ第2巻。花蓮は新たなときめき対象を見つけてむふむふしています。さらには皇帝の天綸と宰相の理央のセットもむふむふの対象になってしまっています(笑)。
贅沢な身の上 いざ、ときめきの桃園へ!
[著者] 我鳥彩子 [イラスト] 犀川夏生
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601595-0
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美形だが無愛想な宰相・理央に縁談が来ていることを知った花蓮。その相手は、貴族の姫君たちが集う桃花塾に通う不幸少女との情報を得た花蓮。一方、理央は最近なにやら様子がおかしく、上の空でぼんやりしている……。そこで、さっそく妄想をむふむふと発動させた花蓮は、皇帝の天綸を説得し、桃花塾への潜入調査を試みたのでした。 シリーズ第3巻。「淑女の園」に入った花蓮は、今回もむふむふと妄想中。一方、理央の悩みの正体は……(笑)。
贅沢な身の上 ときめきは鳥籠の中に!?
[著者] 我鳥彩子 [イラスト] 犀川夏生
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601633-9
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http://www.matsubokkuri.net