春待ちの姫君たち
リリカル・ミステリー 春待ちの姫君たち
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600702-3
- 女子校の中等部に通う赤音と春来。赤音は、春来が姓ではなく名を呼ぶことを許した、ただ一人の親友でした。しかし、中二の秋、二人の間に割り込んできた学年の中心的存在である舞を拒んだことで、赤音はクラスの中で孤立するようになります。一方、舞は赤音の状態が不自然であると見なし、二人の関係を引き裂こうと動き始めたのでした……。 こちらも意外な展開で驚かされました。
白い花の舞い散る時間
リリカル・ミステリー 白い花の舞い散る時間 〜ガールズレビュー〜
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600647-7
- 同じ塾に通う高校生で、塾の公式サイトで知り合った五人の少女たち。互いの顔も本名も知らず、ミズキ、アイリス、シャドウ、ララ、ミスティーというハンドルネームでつながった彼女たちは、夏休みにオフ会を行うことになります。誰が誰だか分からないよう新たな名前をランダムに割り振って始まった、古びた洋館での五日間の物語です。 予想外の衝撃でした。
盤上の四重奏
リリカル・ミステリー 盤上の四重奏 〜ガールズレビュー〜
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600738-2
- 「白い花の舞い散る時間」の番外編(あるいは外伝)で、前日譚です。「白い花の舞い散る時間」のある重要人物が主人公。彼女を含む4人の少女たちの、ひと夏の物語です。 異様な雰囲気というか緊張感が心地よい話でした。