伯爵と妖精
妖精の姿を見る事ができ、彼らと話もできる少女リディアは、亡き母の跡を継いで「妖精博士」を名のり、妖精がらみの相談に応じる仕事をしている……のですが、十九世紀半ばの田舎町には妖精の存在を信じる人もおらず、彼女の熱意は空回りを続けていました。ある日、ロンドンに暮らす父に会いに行く事になったリディアは、妖精の知識を求める男ハスクリーにだまされ、連れ去られそうになります。そんな彼女を助けたのは、同じくとらわれの身になっていたらしい、自称「伯爵」の男エドガー。ところが、彼はその身分を明かすため妖精郷の領主の宝剣を求めており、彼もまた妖精の知識を求めてリディアに近づいてきたのでした。結局「妖精博士」として、宝剣探しに協力することにしたリディアでしたが、正体不明の紳士かつ悪党で、とらえどころのないエドガーに振り回されることに……。
伯爵と妖精 あいつは優雅な大悪党- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600393-3

伯爵と妖精 あまい罠には気をつけて- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600474-9

伯爵と妖精 プロポーズはお手やわらかに- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600559-3

伯爵と妖精 恋人は幽霊- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600599-9

伯爵と妖精 呪いのダイヤに愛をこめて- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600640-8

伯爵と妖精 取り換えられたプリンセス- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600664-4

伯爵と妖精 涙の秘密をおしえて- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600747-4

伯爵と妖精 駆け落ちは月夜を待って- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600788-7

伯爵と妖精 女神に捧ぐ鎮魂歌- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600826-6

伯爵と妖精 ロンドン橋に星は灯る- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600883-9

伯爵と妖精 花嫁修業は薔薇迷宮で- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601022-1

伯爵と妖精 紳士の射止めかた教えます- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601076-4

伯爵と妖精 紅の騎士に願うならば- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601111-2

伯爵と妖精 誰がために聖地は夢みる- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601133-4

伯爵と妖精 運命の赤い糸を信じますか?- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601193-8

伯爵と妖精 誓いのキスを夜明けまでに- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601224-9

伯爵と妖精 紳士淑女のための愛好者読本- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601235-5

伯爵と妖精 すてきな結婚式のための魔法- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601254-6

伯爵と妖精 魔都に誘われた新婚旅行- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601284-3

伯爵と妖精 月なき夜は鏡の国でつかまえて- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601315-4

伯爵と妖精 白い翼を継ぐ絆- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601345-1

伯爵と妖精 愛しき人へ十二夜の祈りを- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601402-1

伯爵と妖精 永久の想いを旋律にのせて- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601432-8

伯爵と妖精 愛の輝石を忘れないで- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601471-7

伯爵と妖精 あなたへ導く海の鎖- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601500-4

伯爵と妖精 情熱の花は秘せない- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601528-8

伯爵と妖精 真実の樹下で約束を- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601565-3

伯爵と妖精 恋よりもおだやかに見つめて- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601594-3

伯爵と妖精 オーロラの護りを胸に- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601622-3

魔女の結婚
その魂に原初の女神の魔力を秘めて、千五百年もの長い眠りについていた古代の巫女姫エレインは、結婚願望が強く「運命の人」との出会いを夢見る少女。ところが十六世紀になって彼女を目覚めさせたのは、冷淡で口が悪い上に黒魔術も扱う青年魔術師マティアスで、ひとしきりの騒動の末に彼はエレインを弟子にすることになります。そして彼らに関わってくるのが、マティアスを兄のように慕う貴族の少年ステファン、古代の女戦士の生まれ変わりの少年ミシェル、どこか得体の知れないところがある吟遊詩人のアート。こうして始まった、原初の女神の魔力をめぐる長い旅の物語です。
なお、あちこちで「運命の人」候補を見つけるエレインですが、いつの間にか判断基準がマティアスになっていることの意味に気づかないでいます。一方マティアスも、エレインの気持ちに気づきつつも、冷淡に応えて彼女を怒らせています。その結果として生じる、エレインとマティアスの「じれったい関係」もこのシリーズの見所です(笑)。
魔女の結婚- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614843-6

魔女の結婚 運命は祝祭とともに- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600011-6

魔女の結婚 聖なる夢魔の郷- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600047-5

魔女の結婚 さまよえる水は竜の砦- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600085-7

魔女の結婚 月蝕に時は満ちて- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600138-0

魔女の結婚 永遠の夢見る園へ- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600184-7

魔女の結婚 終わらない恋の輪舞- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600223-3

魔女の結婚 熱き血の宝石- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600232-5

魔女の結婚 星降る詩はめぐる- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600272-1

魔女の結婚 哀しき鏡像の天使- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600312-4

魔女の結婚 女神の島よ眠れ- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600353-7

魔女の結婚 乙女は一角獣の宮に- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600430-5

魔女の結婚 アヴァロンの陽はいつまでも- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600516-6

魔女の結婚 虹は幸せのために- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600551-7

夜想
夜想- [出版] スーパーファンタジー文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-613305-0

- 領主の娘が狼に嫁ぐことで、土地が森と狼の浸食から守られているという伝説のある街ランベルグ。悪魔祓い師の少女アンジェルは、彼女の助手であり、自分は魔物だと信じている奇妙な少年ベルとともに、この街を訪れます。彼女を招いたのは、「魔城」と呼ばれているルビンスタイン城の主であり、ランベルグを治めるフランツ侯爵でした。孤児だったアンジェルを育てた、今は亡き悪魔祓い師クロエと、フランツの父には親交があったのです。フランツ侯爵の依頼は、四年前にルビンスタイン城で起きたある悲劇……フランツ以外の全ての侯爵家の人間が死んだ……の原因究明でした。ところが人を食った性格のフランツ侯爵は突然、アンジェルに「この事件の謎を解く事ができなければ、自分の妻になれ」と賭けをもちかけます。「悪魔の仕業に見える物事の種明かしをする」ことで、「悪魔祓い」を行うアンジェルは、侯爵の言葉に戸惑いながらも、事件の手がかりをつかむため、この「魔城」の調査を始めたのですが…… 光と闇が入り交じったような不思議な雰囲気の「魔城」……。誰よりもよく真実を見抜く盲目の侍従ヘルムト。自分たちをひとりと認識している双子の侍女マグダとマリア。たったひとりで城の塔に住む侯爵の妹カテリーネ。奇妙でないのがかえって奇妙に見える、魔城の主フランツ侯爵。さらに、どこからともなく城内にあらわれる狼と、「狼卿」の伝説。アンジェルを戸惑わせる不思議な少年ベル。そして、領主が殺されて狼とのつながりを失い、森に沈んだ街の物語……。次第に現実と幻想の境界があいまいになってくるのが、不思議に心地よい話です。作中で、幾度となく出てくる言葉「闇を導く光」……まさにこの言葉がふさわしい作品だと思います。
花咲く丘の小さな貴婦人
花咲く丘の小さな貴婦人 寄宿学校と迷子の羊- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600863-1

花咲く丘の小さな貴婦人 林檎と花火とカエルの紳士- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601066-5

花咲く丘の小さな貴婦人 それは青いすみれの季節- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601185-3

花咲く丘の小さな貴婦人 荒野へ、心に花束を抱いて―前編―- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601374-1

花咲く丘の小さな貴婦人 荒野へ、心に花束を抱いて―後編―- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601384-0

パラダイス・ルネッサンス −楽園再生−
パラダイス・ルネッサンス −楽園再生−- [出版] スーパーファンタジー文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-613283-1

摩天楼ドール
摩天楼ドール- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614700-2

- 日本の本土にほど近いところに浮かぶ人工島、オムル・シティと呼ばれている無法地帯が舞台の近未来ものです。「ドール」とは、おもちゃ箱をひっくり返したようなこの都市に存在する(と住人は感じている)意識のようなもの、犯罪者の巣窟の暗黙のルール、闇に棲むという気まぐれな魔物……(これを認識できたら、オムルの住人なのでしょう)。主人公は、オムルの「闇の掃除人」を生業とする少年・悠で、時には「ドール」と呼ばれることがある存在です。彼が、依頼を受けて救出した、本土から来た少女きよらの持つ秘密をめぐって、オムルの街で騒動が繰り広げられることになります。この作品の魅力は何といっても「ドール」ですね。わかるような、わからないような、不思議な存在ですけど。
摩天楼ドール フェザークィーン- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614739-2

- シリーズ第2巻。オムルの街で暮らすことになったきよらに対する、悠の態度のぎこちなさがポイント。きよらを危険に巻き込みたくないが故の悠の対応なわけですが、その行動の矛盾点をハヤトに楽しく突っ込まれてたりします。それでも、きよらに危険が迫るとかっこいいところを見せてくれますが。
摩天楼ドール ハイブリッドハンター- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614798-9

- シリーズ第3巻。きよらの過去にも関係するらしい、人間の遺伝子操作を行う組織が登場します。過去のきよらを知るらしい青年の登場で、きよらと悠の関係がさらにぎこちなく……。意外なところで登場したマザーの話からすると、きよらの誕生にオムルの影響(?)があったということでしょうか。今回のきよらは、これまで以上に行動的で気に入りました。