野梨原花南 (更新終了)

よかったり悪かったりする魔女

レギ伯爵の末娘 〜よかったり悪かったりする魔女〜
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 鈴木次郎
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600498-5
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少女ポムグラニットが、ある日突然母親に言われて魔女の見習いを始めてから半年。お祭りに行くための休みをもらう条件として、先生のチャコーレアに「魔女らしいことをする」という宿題を出されたポムグラニットは、郊外の森にあるレギ伯爵の屋敷を訪れます。彼女の目的は、十三人の義姉に日々いじめられていると噂の可哀想な末娘を救うことでしたが、末娘のマダーは義姉たちの人気者で、結局ポムグラニットは彼女の学友に収まることになったのでした。ところが、マダーには産まれた時から魔女の呪いがかけられており、そのためにマダーは突然、若くてロクデナシのボンクラ侯爵と噂のアザーの元に嫁がされることになります。マダーの乳兄弟(?)で護衛のカイと共に嫁入りに同行し、侯爵アザーと会ったポムグラニットは、そこで「魔女らしいこと」としてマダーの呪いを解くことを宣言したのでした。こうして始まる、「よかったり悪かったりする魔女」を目指すポムグラニット(とその一党)の物語です。 格好良く決めたところを外されるアザー、状態によって(?)頼もしかったり頼りなかったりするマダー、健気に片思いを続けるカイ、そして泣いちゃったり怒ったり脱力したりした時のポムグラニットが楽しいです(笑)。
公爵夫人のご商売 〜よかったり悪かったりする魔女〜
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 鈴木次郎
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600554-8
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シリーズ第2巻。ポムグラニットが売り出した「新商品」が、貴婦人たちの密かな話題になる中で開かれた舞踏会。その目玉はカリプスン侯爵アザーの奥方マダーのお披露目でした。そこに現れたのがマダーへの敵意をむき出しにした公爵夫人カデット。アザーの幼なじみのカデットは、未だアザーに恋をしていたのです。ところがポムグラニットたちが目を離したすきに、マダーはカデットと踊りながら彼女のことを褒め称えていたのでした(笑)。今回は「ときめき庭師」と「アホの護衛」、そして「よかったり悪かったりする魔女」の作った薬によって引き起こされた、ちょっとした騒動の物語です。 マダー大人気(笑)。今回初登場のカデットやデヴォン男爵ジャッロが、なかなかいい性格してます。ちょい役の双子の魔女ティンピー&ティンキーやスカラップ氏、カリプスン家の使用人たちの的確な(?)フォローも楽しいです。
スノウ王女の秘密の鳥籠 〜よかったり悪かったりする魔女〜
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 鈴木次郎
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600612-5
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シリーズ第3巻。気に入った人間を蒐集する性癖のある困った王女スノウ。彼女の目にとまり、その「鳥籠」に入れられてしまったマダーは、そこでアザーの義兄のアストレアに出会います。一方、マダーが拉致されたことに慌てるポムグラニットたちは、アザーとその義母アーヴィラ、そしてその連れ子アストレアの関係を知ったのでした。 アザーとアストレアの謎は次回に持ち越しです。
侯爵様の愛の園 〜よかったり悪かったりする魔女〜
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 鈴木次郎
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600695-8
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シリーズ第4巻。マダーを愛せないと言うアザーに、アストレアの存在が関係しているとみたポムグラニットは、魔術で真実を探ろうと試みます。一方、マダーはある一言でスノウ王女の逆鱗に触れてしまい、アザーを含むカリプスン侯爵家もろとも、謎の敵地(?)難攻不落のフリンギーへの遠征を命じられてしまったのでした。 難攻不落の「フリンギー」が謎ですが、話は次回に続きます。
フリンギーの月の王 〜よかったり悪かったりする魔女〜
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 鈴木次郎
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600731-3
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シリーズ第5巻。スノウ王女に命じられ、難攻不落のフリンギーへとやってきたアザー一行が見たものは、山脈を断ち切って建つ城とその城主にしてたった一人の住人ルリ。そして、この奇妙に穏やかな地で「闇の軍勢」に襲われたアザーたちは、フリンギーの謎を解くべく奔走を始めたのでした。
侯爵夫妻の物語 〜よかったり悪かったりする魔女〜
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 鈴木次郎
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600773-3
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シリーズ最終巻。フリンギーの地で始まった魔女大会のさなか、諸々の謎が明かされます。そして、ひとしきりの騒動の末に、やがて伝説となる一党が誕生したのでした。 ついにポムグラニットは名実ともに「よかったり悪かったりする魔女」になりました(笑)。トレードマーク(?)のローブが良いですね。

ちょーシリーズ

このシリーズ、第1巻はタイトルから想像のつくとおり「美女と野獣」のパロディーから始まりますが、とってもお人好しな主人公ジオラルド王子と、とっても「いい」性格のダイヤモンド姫、それにユニークな思考経路を持つ脇役陣による、一見ギャグ(だけ)に見えて、実はとてもシリアスで奥の深い話になっています(ストーリーだけでなく、登場人物の内面の描写なども)。なにより、強烈な個性を持つ登場人物たちの会話と行動のおかげで、テンポの良い展開が楽しめます。

シリーズの構成としては、第1作「ちょー美女と野獣」が1冊で完結、「ちょー魔法使いの弟子」「ちょー囚われの王子」「ちょー夏の夜の夢」が第2部〈コバーリム編〉、「ちょー恋とはどんなものかしら」がちょっと一休み的な短編集、「ちょーテンペスト」から「ちょー魔王」までが第3部〈レフーラ編〉、「ちょー新世界より」以降が最終編となる〈子供たち編〉になっています。

ちょー美女と野獣
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614322-6
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ちょー魔法使いの弟子
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614372-1
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ちょー囚われの王子
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614406-3
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ちょー夏の夜の夢
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614445-2
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ちょー恋とはどんなものかしら
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614478-0
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ちょーテンペスト
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614494-0
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ちょー海賊
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614541-1
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ちょー火祭り
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614573-2
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ちょー魔王 上
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614618-0
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ちょー魔王 下
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614672-2
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ちょー新世界より
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614803-0
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ちょー先生のお気に入り
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614836-8
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ちょー秋の祭典
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614875-7
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ちょー後宮からの逃走
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600053-6
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ちょー歓喜の歌
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600089-5
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ちょー戦争と平和
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600142-7
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ちょー英雄
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600202-8
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ちょー薔薇色の人生
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600256-1
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ちょー葬送行進曲
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600302-5
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ちょー企画本
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-614610-4
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ちょー企画本 2
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 宮城とおこ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-600374-2
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姫婚オールアバウト

姫婚オールアバウト
[著者] 野梨原花南 [イラスト] 雪リコ
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601492-2
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訳あってバツイチで、今は城下町で庶民として暮らす十六歳の王女レッカ。ある日、王宮からの伝令メレンから、西の山の魔王が彼女を嫁に望んでいるという話を伝えられたレッカは、すぐさま西の山へと向かうことに。こうして始まった、レッカの再婚の顛末記です。西の魔王、強引にレッカの旅にひきこまれたメレン、レッカが旅の途中で出会った青年ミケ。彼女が夫に選ぶのは……?
http://www.matsubokkuri.net