ダーク・バイオレッツ
幽霊を見ることができる「紫の目」を持つ神野明良と、幽霊に触れることができる「紫の手」を持つ御厨柊美の二人の高校生が主人公のホラーで、舞台となるのは、この世と「常世」を結ぶ「門」が存在するという街「神岡町」です。
幽霊ばかりが乗っていた「行き先のないバス」に捕らえられそうになったことがきっかけで出会った明良と柊美は、やがてそのバスの「乗客」が神岡町で起こっていた連続殺人事件の被害者であること、同様の事件が終戦直後に起こっていたこと、そして明良の祖父と柊美の祖母がその事件を解決したことを知ります。そして、祖父の残した「武器」を見つけ出した明良は、柊美とともに事件の解決に乗り出します。
しかし、このバスの事件は「始まり」に過ぎませんでした。明良と柊美、そして彼らとともに「常世」の秘密を知る人々は、「常世の門」の向こうより現れる「常世の怪物」との戦いを強いられるようになります。それは次第に激しさを増し、やがて一つの惨劇が神岡町を襲います。その裏に潜む「紫の者」の忌まわしき過去を知った明良と柊美たちは、大きな代償を払いつつそれに立ち向かうことになるのでした。
なお、このシリーズは1〜4巻が各巻完結の本編、5巻が短編集、6〜7巻が上下巻構成の本編ラストになっています。
- ダーク・バイオレッツ
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-8402-2116-0
- ダーク・バイオレッツ2 闇の絵本
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-8402-2214-3
- ダーク・バイオレッツ3 常世虫
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-8402-2319-5
- ダーク・バイオレッツ4 死者の果実
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-8402-2408-6
- ダーク・バイオレッツ5 針の小箱
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-8402-2492-5
- ダーク・バイオレッツ6 常世長鳴鳥
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-8402-2514-4
- ダーク・バイオレッツ7 神の書物
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-8402-2636-3
シャドウテイカー
人間が抱える「願望」に引き寄せられて異世界から来訪し、寄生した契約者の願いをかなえる代わりに人間を喰らう存在「カゲヌシ」。それにとりつかれた人々の物語。少しぼーっとした男の子・藤牧裕生と、彼の幼なじみでおとなしい女の子・雛咲葉の二人が主人公です。
- シャドウテイカー 黒の彼方
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-8402-2697-4
- シャドウテイカー2 アブサロム
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-8402-2834-3
- シャドウテイカー3 フェイクアウト
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-8402-2899-2
- シャドウテイカー4 リグル・リグル
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-8402-3003-2
- シャドウテイカー5 ドッグヘッド
- [出版] 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)
- [ISBN] 978-4-8402-3063-6