夏目友人帳
幼い頃より妖怪が見えてしまうことから他人に「解ってもらえなかった」少年・夏目。最近、やたらと妖怪に絡まれるようになった彼は、その原因が祖母レイコの遺品で、祖母が勝負を挑んで打ち負かした妖怪の名が記された「友人帳」にあることを知ります。やがて夏目は妖怪たちに「友人帳」に記された名を返すことを決意し、彼に「友人帳」の事を教えた妖怪「ニャンコ先生」を用心棒に、妖怪たちと相見える日々が始まったのでした。
名前を返すとき、流れ込んでくる妖たちの想いを受け止める夏目が、なんとなく色っぽくて好きです。あと「ニャンコ先生」をひっぱたく場面も(笑)。
(夏目のパンチは妖怪限定でかなり強力。彼はかなり強い妖力を持ってるようです)
夏目友人帳 1巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-17158-4
夏目友人帳 2巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-17159-1
夏目友人帳 3巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-18446-1
夏目友人帳 4巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-18447-8
- 特別編(番外編)の子狐可愛い。再登場に期待したいです。
夏目友人帳 5巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-18448-5
夏目友人帳 6巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-18449-2
夏目友人帳 7巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-18667-0
- 妖祓い屋の的場一門が登場してアクションシーン大幅増の第7巻。夏目にとっては、自分の立ち位置をどうすべきか悩むことになる話でもありました。ハードな展開の本編でしたが、特別編「夏目遊技帳」で一息つけました(夏目や妖たちは息が上がってますが……)。
夏目友人帳 公式ファンブック 夏目と友人たち
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-18696-0
- 登場人物&妖の紹介、物語の舞台となる場所の紹介、呪術解説、ランキング、ニャンコ特集(カラーページ)、作者インタビューなど収録のファンブックです。
夏目友人帳 8巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-18668-7
- バトルシーンが多かった前巻とは打って変わって、初期のような人の心に触れる話が多い第8巻です。夏目と藤原夫妻の出会いの話が特に気に入ってます。
ニャンコ先生友人帳 夏目友人帳公式ニャンブック
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-18690-8
夏目友人帳 9巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-18669-4
夏目友人帳 10巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-18670-0
夏目友人帳 11巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-19361-6
夏目友人帳 12巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-19362-3
夏目友人帳 13巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-19363-0
夏目友人帳 14巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-19364-7
緋色の椅子
国王となった幼なじみの少年ルカを一目見るために、貧しい村ニオルズを出て、王都バーゼンへとやってきた少女セツ。ルカは実は国王の庶子であり、五年前、王位を継ぐために王都へと旅立ったのでした。そしてセツは、貧しい村でコツコツ稼いだ旅費を使って王都に入り、そこで「新国王ルカリア」の噂を聞いて喜びます。しかし、王宮のバルコニーで手を振る新国王の姿を見たセツの言葉は……
「誰だ てめぇ〜!」
……事情を探るために王宮に潜り込んだセツは、そこで国王からある事実を知らされます。こうして始まる、「ルカ」という存在で結ばれた二人、ルカの手がかりを求めて東奔西走するセツと、ルカの玉座を守る偽ルカリア陛下の物語です。全3巻完結。
コミックス表紙は、1巻がセツ、2巻が偽ルカ、3巻が本物のルカです。この3人に加えて、かつてルカを迎えに現れ今は国王の世話係をしている男カズナや、玉座を狙うバジ家の令嬢クレア、武者修行の少年ドリィなどが、セツたちに協力する主要人物として登場します。
(重要な役回りの人物は他にもいますが、ここでは伏せておきます)
ところでこのシリーズ、主人公のセツは女の子ですが、そうは見えない場面が多いですね(笑)。
(ちなみに、手製のドレスを着る場面まで、セツを男だと思いこんでいたのは私です)。
緋色の椅子 1巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-17298-7
緋色の椅子 2巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-17299-4
緋色の椅子 3巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-17300-7
あかく咲く声
相手に強い暗示をかけてしまう「声」を持つ少年・辛島と、その同級生・国府佐和が主人公の物語です。全3巻完結。
「無口な少年」辛島への告白を決意し、翌日の誕生日に渡すためのプレゼントを買って帰る途中の国府は、辛島らしき人物が、ビルに忍び込むのを目撃します。少しでも辛島に近づきたかった国府は、彼の後をつけてビルに侵入。こうして彼女は、今まで知ることのなかった世界への第一歩を踏み出したのでした……。
辛島が時折「声」で見せる、美しい幻覚が印象に残る話です。
あかく咲く声 1巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-17751-7
あかく咲く声 2巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-17764-7
あかく咲く声 3巻
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-17780-7
蛍火の杜へ
蛍火の杜へ
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-17890-3
- 春夏秋冬それぞれの季節を背景にした、淡い雰囲気の恋物語4編収録の短編集です。 あつい夏の日、山神の森に迷い込んだ少女と、人に触れられると消滅してしまうという妖怪の青年の話(表題作)が一番気に入ってます。「くるくる落ち葉」に登場のパワフルな椿も好きですけど。
アツイヒビ
アツイヒビ
- [出版] 花とゆめコミックス(白泉社)
- [ISBN] 978-4-592-17799-9
- 「アツイヒビ」「花の跡」「寒い日も。」「名前のない客」の4編収録の短編集。「名前のない客」以外の3編は、同じ学校が舞台の学園ものです。