リングテイル
リングテイル 勝ち戦の君- [出版] 電撃文庫（アスキー・メディアワークス）
- [ISBN] 978-4-8402-1418-6
- 「勝ち戦の君」とは、〈九都市〉と呼ばれている国において、その存亡の危機の際に現れると伝えられる無面の騎士のこと。魔道師見習いの少女マーニは、なりゆきから、隣国へと出撃する王が催した宴の席で幻影の技を見せることになります。その席には、若き王の他に、魔道師長フィンダルの姿がありました。そして、この宴の席で「勝ち戦の君」の幻影を見せたことがきっかけとなって、彼女はフィンダルのもとに弟子入りすることを認められ、王の軍に同行することになります。しかし、彼女がそこで見たものは、劣勢を挽回するため「勝ち戦の君」を召喚しようとする王と、断固としてそれに反対するフィンダルの姿でした。「勝ち戦の君」の正体を知るがゆえに、その召喚を認めないフィンダル。彼から、「勝ち戦の君」召喚の代償について知らされ、王は一度はそれを断念します。しかし、戦況は確実に悪化しつつあったのでした……。ということで、少女マーニの視点から語られる、若き〈九都市〉の王と、魔道師長フィンダルと、謎めいた「勝ち戦の君」の物語です。なお、この物語自体が、「魔道師マーニのバラッドの序章」という構成になっています。派手なところはなく、淡々とした雰囲気なんですが、いい話です。
リングテイル ２ 凶運のチャズ- [出版] 電撃文庫（アスキー・メディアワークス）
- [ISBN] 978-4-8402-1599-2
リングテイル ３ グードゥー狩り- [出版] 電撃文庫（アスキー・メディアワークス）
- [ISBN] 978-4-8402-1699-9
リングテイル ４ 魔道の血脈- [出版] 電撃文庫（アスキー・メディアワークス）
- [ISBN] 978-4-8402-1739-2
