麻城ゆう (更新終了)

天界樹夢語り

太陽ではなく月光がすべての恵みを与える世界「月光界」の、妖魔の里に生まれた兄弟のショッキング・ブルーと暗黒丸。ある秘密を守るため、里の長でもあった母親・氷樹を殺害し逃亡したショッキング・ブルーは、知識売りの人間スフィンクスとともに放浪し、月の軌道にも達するという「天界樹」を目指します。一方、後に残された弟の暗黒丸はやがて兄に憎悪を抱くようになり、兄を捕らえて殺すための陰謀をめぐらせます。この二人の確執と、二人に様々な形で関わった人々の物語です。

なお、このシリーズで「天界樹の庭」に関わる物語は終わりますが、ショッキング・ブルーと暗黒丸の確執は終わらず、「月光界秘譚」へと続いてゆきます。

妖魔の里 天界樹夢語り1
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス・ノヴェルス新書館
[ISBN] 978-4-403-64019-3
Amazon.co.jp
真逆の剣 天界樹夢語り2
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス・ノヴェルス新書館
[ISBN] 978-4-403-64027-8
Amazon.co.jp
裏切りの海 天界樹夢語り3
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス・ノヴェルス新書館
[ISBN] 978-4-403-64035-3
Amazon.co.jp
シンデレラの呪い 天界樹夢語り4
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス・ノヴェルス新書館
[ISBN] 978-4-403-64048-3
Amazon.co.jp
心臓に鎖 天界樹夢語り5
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス・ノヴェルス新書館
[ISBN] 978-4-403-64058-2
Amazon.co.jp
幻想迷宮 天界樹夢語り6
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス・ノヴェルス新書館
[ISBN] 978-4-403-64064-3
Amazon.co.jp
緑星 天界樹夢語り7
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス・ノヴェルス新書館
[ISBN] 978-4-403-64067-4
Amazon.co.jp

月光界秘譚

月光界にありながら異界の太陽が輝くようになった国ジョーロウに舞台を移しての、「天界樹夢語り」の続編です。ショッキング・ブルーと暗黒丸の確執はこのシリーズでも終わらず、物語は「月光界・逢魔が時の聖地」へと続いてゆきます。

月光界秘譚 1 風舟の傭兵
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス文庫新書館
[ISBN] 978-4-403-54027-1
Amazon.co.jp
月光界秘譚 2 太陽の城
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス文庫新書館
[ISBN] 978-4-403-54036-3
Amazon.co.jp
月光界秘譚 3 滅びの道標
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス文庫新書館
[ISBN] 978-4-403-54046-2
Amazon.co.jp
月光界秘譚 4 いにしえの残照
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス文庫新書館
[ISBN] 978-4-403-54055-4
Amazon.co.jp

月光界・逢魔が時の聖地

天界樹夢語り」「天界樹夢語り」より続く物語で、ショッキング・ブルーと暗黒丸の確執のきっかけとなる出来事があった場所「逢魔が時の聖地」しだれ沼が舞台となっています。このシリーズで、ショッキング・ブルーと暗黒丸の物語は(一応)完結となります。

月光界・逢魔が時の聖地 1
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス文庫新書館
[ISBN] 978-4-403-54065-3
Amazon.co.jp
月光界・逢魔が時の聖地 2
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス文庫新書館
[ISBN] 978-4-403-54077-6
Amazon.co.jp
月光界・逢魔が時の聖地 3
[著者] 麻城ゆう [イラスト] 道原かつみ
[出版] ウィングス文庫新書館
[ISBN] 978-4-403-54088-2
Amazon.co.jp

蒼の伝説

蒼の伝説 夕咲の姫
[著者] 麻城ゆう
[出版] スニーカー文庫角川書店
[ISBN] 978-4-04-412816-6
Amazon.co.jp
シリーズ第一部。「聖道」という名の秩序のもとに存在する王国が舞台です。世界でただ一つの国であるため、名前を持たないこの王国において、秩序の中心となるのが「聖花樹」と呼ばれる木であり、それは王と強く結びついている存在でもありました。聖花樹の種子を手に握って産まれることが、王位継承者の証であり、また聖花樹は、現王と次代の王の二本のみであるとされていたのです。しかし、王女シルヴィアは兄王子グレンとともに、聖花樹の種子を持って産まれてきました。そして、シルヴィアには、聖花樹が初めて花を開くという、十歳の誕生日の朝が近づいていたのでした……。
蒼の伝説 支配者の木
[著者] 麻城ゆう
[出版] スニーカー文庫角川書店
[ISBN] 978-4-04-412818-0
Amazon.co.jp
シリーズ第二部。「シルヴィア王女の死」から四年後の王国。現王である蒼王は、その聖花樹とともに次第に衰え、王国の秩序は崩れ始めていました。そんな中、削除されたという王国史の秘密を探るために、王妃の命を受けた「蛇」「蜂」「蝶」とも呼ばれる三人の闘士たちが、聖花樹の力も及ばない、混沌を好むという魔族たちの地である「辺境」に向かって旅立ちます。そこで彼らが見たものは、聖道に反して夜に開く花「夕咲」の森でした。一方、こんな彼らを混沌の技である幻術で見つめていたのが、魔族に捕らえられている少女・銀花。やがて、三人の闘士たちが「聖花樹」の秘密を知った時、銀花もまた幻術でそれを知ることになるのですが……。
蒼の伝説 亡国の聖花樹
[著者] 麻城ゆう
[出版] スニーカー文庫角川書店
[ISBN] 978-4-04-412819-7
Amazon.co.jp
シリーズ第三部。蒼王とグレン王子の二本の聖花樹によって、深刻な対立が生じつつある王国。三人の闘士たちは、辺境で発見した聖花樹に関する重大な情報を持って、王宮への帰還を試みます。また、同じく聖花樹の秘密を知った銀花は、彼女を捕らえた魔族に誘われて、魔族が信奉するという唯一の存在である「魔女神」のもとを訪れます。そして、そこで銀花が行った決断により、後に「蒼の伝説」と呼ばれることになる、数多くの伝説が生まれることになります。その詳細までは語られることはありませんが……。シリーズを通して「淡い」雰囲気の話で、イラスト(みのおひなせ)もよく合っています。また、シルヴィアの語り口が印象に残ってます(独白の部分が特に)。
http://www.matsubokkuri.net