約束の柱、落日の女王
王国の未来を憂う十七歳の女王クリムエラが、戦の神に全ての血を捧げて行った魔術により、二千年後の世界から呼び出された男カルロ。成り上がるためには陰謀をめぐらせることを厭わない男は、わがままな女王に忠誠を誓い、滅びの淵にあった王国の立て直しに着手します。やがて、二人は互いを大切な存在とみなすようになりますが、彼らは本来出会うはずのない存在でした。そして、カルロの活躍によって、クリムエラの魔術による願いは成就しようとしていたのでした。
三部作構成のシリーズで、第一部がカルロとクリムエラの物語、第二部と第三部がカルロの時代を舞台にした、カルロと「隠された王女」クレアの物語です。
約束の柱、落日の女王
- [出版] 富士見ファンタジア文庫(富士見書房)
- [ISBN] 978-4-8291-1643-2
真実の扉、黎明の女王
- [出版] 富士見ファンタジア文庫(富士見書房)
- [ISBN] 978-4-8291-1678-4
平和の鐘、永遠の女王
- [出版] 富士見ファンタジア文庫(富士見書房)
- [ISBN] 978-4-8291-1714-9