はるおかりの (更新終了)

三千寵愛在一身

三千寵愛在一身
[著者] はるおかりの [イラスト] 由利子
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601459-5
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呪われた出生のために不遇な公子時代を過ごした王・理鷲。彼が政略結婚で迎えた花嫁は、「月宮の天媛」と賞される美姫でありながら、祖国では孤独な環境にいた桜霞でした。冷酷な王として、後宮の誰にも心を許さずにいた理鷲でしたが、予想外の風変わりな性格の桜霞とふれあううちに、彼女に惹かれるようになってゆきます。 桜霞は容姿に反してなかなかいい性格をしています。そして理鷲にも一目惚れし、彼の内面を知ってからはさらに惚れてます。一方の理鷲は、桜霞との出会いこそ最悪でしたが、あるできごとから一気に彼女に惹かれるように……。最初の方から最後まで甘々な話でした。
三千寵愛在一身 雨降らす花
[著者] はるおかりの [イラスト] 由利子
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601496-0
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趣味で物語など書きながら後宮で気ままに過ごす、峻国女官の蓮姫。彼女が出会ったのが、星流と名乗る金髪の青年。水章国という小国の王子だった星流は、文字を持たない祖国に峻国の文化を取り入れようとしていたのでした。やがて互いに惹かれ合うようになっていく蓮姫と星流でしたが、水章国で起こった危機のため、二人は引き離されることに……。 シリーズ第2巻。前作と同じ峻国後宮が舞台で、時間はちょっと後の話です。前作の理鷲と桜霞も登場(相変わらず甘々です)。本作の二人は前作と比べて若干おとなしめでした。星流の穏やかな性格のせいかもしれません。
三千寵愛在一身 天宮の舞姫
[著者] はるおかりの [イラスト] 由利子
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601529-5
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蜂蜜色の髪がコンプレックスの舞姫・冬華。かつて、ある理由から宮廷一の舞姫を目指していた彼女でしたが、その目標を失い鬱々とした日々を送っていました。そして太子冊立の宴での、冬華の「やる気のない舞」を目に留めたのが、美形だけど堅物の武官・秋遠。最悪の印象で出会った二人でしたが、心にふれあううちに、やがて互いに惹かれるようになっていくのでした。
三千寵愛在一身 白銀の花嫁
[著者] はるおかりの [イラスト] 由利子
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601559-2
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王の命令により、峻国将軍・鴻飛の元に嫁ぐことになった、名門香家の一人娘・銀蘭。厳しく躾けられてきた銀蘭は、感情を美味く表現できず、鴻飛に嫌味な女だと思われてしまいます。一方で鴻飛もまた、本音を隠してその場を取り繕うことができないため、銀蘭には「噂通りの」粗野な男だと思われてしまったのでした。こうして初夜からすれ違ったままの二人の心は、互いに寄り添うことができるのでしょうか……?
三千寵愛在一身 牡丹姫の再婚
[著者] はるおかりの [イラスト] 由利子
[出版] コバルト文庫集英社
[ISBN] 978-4-08-601624-7
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http://www.matsubokkuri.net