乙龍シリーズ
「リダーロイス・シリーズ」「龍と魔法使い」「緑のアルダ」に続く「守龍ワールド」の物語。龍族の長を選ぶ「選定眼」を持つ者として、守龍世界へとさらわれた高校生・椎名理花が主人公です。
姉御肌で乙女とはほど遠い性格をしている(けど自分はか弱い乙女のつもりの)理花が、お目付役の風龍セレイル(苦労性の美青年)を振り回しつつ、彼女と一緒にさらわれた天然系美少年の夕樹をお供に、龍や魔法絡みの事件に首をつっこみながら龍族の長を捜して旅をする物語です。
乙女は龍を導く!
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600836-5
乙女は龍を目指す!
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600872-3
乙女は龍を結ぶ!
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601009-2
乙女は龍を抱く!
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601065-8
乙女は龍を駆る!
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601146-4
乙女は龍を喚ぶ!
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601195-2
乙女は龍を光に導く!
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601226-3
リダーロイス・シリーズ
突然、魚のような怪物に襲われた高校生の和南城翔。たまたま雨宿りで翔の家に立ち寄っていた同級生の佐倉夕香里も、これに巻き込まれます。実は、和南城翔は高校生ではなかったのでした。その正体は、異世界から地球へと避難していた王子リダーロイス。このシリーズは、魔法陣によって、地球界から異世界へと転移した彼らの、王国奪回と、それに続く魔女エマとの戦いの物語です。同時に「龍と魔法使い」と同じく、人と龍たちの物語でもあります(同じ世界が舞台です)。あらすじだけ抜き出すと、結構重いのですが、雰囲気は割と軽いです。佐倉さんの性格のせいなのかもしれません。
東方の魔女 リダーロイス・シリーズ1
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-611555-1
地龍の遺産 リダーロイス・シリーズ2
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-611584-1
扉を待つ姫 リダーロイス・シリーズ3
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-611610-7
骸無の剣 リダーロイス・シリーズ4
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-611639-8
魔城の星龍 リダーロイス・シリーズ5
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-611666-4
暁の王子 リダーロイス・シリーズ6
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-611696-1
竪琴の騎士 リダーロイス・シリーズ外伝1
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-611732-6
東風を呼ぶ姫 リダーロイス・シリーズ外伝2
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-611759-3
水辺のしらべ リダーロイス・シリーズ外伝3
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614008-9
星龍とタピストリー リダーロイス・ワールド
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614326-4
風の守護龍 リダーロイス・ワールド
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614671-5
- 「リダーロイス」シリーズと同時代の番外編です。十八歳になった青の宝国の王子ギルトラントの、守護龍さがしの冒険物語。「龍と魔法使い」を読まれた方なら、「風の守護龍」という題名から予想できると思いますが、ギルトラントが出会うのは「彼女」です。このせいもあってか、読んでみて「リダーロイス」よりも、「龍と魔法使い」を強く意識する話でした。
龍と魔法使い
タイトルの「龍」は風龍の娘シェイラギーニ、「魔法使い」は不良賢人タギ……(他にもいますけど)。この二人を中心とした、人と龍の交流(平穏?な日常、放浪の旅、数々の苦難、そして……)の物語です。自由奔放で、どんな苦難にあっても、その姿勢を変えないタギの姿がとにかく爽快。終盤は衝撃的な展開でありながら、シリーズ全体を通して、とても暖かくて澄んだ雰囲気の作品です。
龍と魔法使い 1
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-611773-9
龍と魔法使い 2
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-611879-8
龍と魔法使い 3
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614035-5
龍と魔法使い 4
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614058-4
龍と魔法使い 5
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614078-2
龍と魔法使い 6
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614116-1
龍と魔法使い 7
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614150-5
龍と魔法使い 8
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614200-7
龍と魔法使い 9
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614221-2
龍と魔法使い 10
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614250-2
龍と魔法使い 龍の娘編1
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614315-8
龍と魔法使い 龍の娘編2
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614353-0
龍と魔法使い 龍の娘編3
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614421-6
龍と魔法使い 公式ガイドブック
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614191-8
龍と魔法使い 外伝1
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614564-0
龍と魔法使い 外伝2
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614745-3
緑のアルダ
緑のアルダ 石占の娘
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600205-9
緑のアルダ 荒れ野の星
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600257-8
緑のアルダ 千年の隠者
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600300-1
緑のアルダ 謀略の都
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600338-4
緑のアルダ 虹の白夜
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600373-5
緑のアルダ 旅立ちの丘
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600417-6
緑のアルダ 蒼い雪原
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600456-5
緑のアルダ 熱砂の宮殿
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600529-6
緑のアルダ 水あふるる都
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600569-2
緑のアルダ 龍の島
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600610-1
緑のアルダ 第二部〜守龍編〜 導きの泉
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600693-4
緑のアルダ 第二部〜守龍編〜 緋のウルファ 白のラダ
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600730-6
緑のアルダ 第二部〜守龍編〜 占い師の宿命
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600757-3
緑のアルダ 第二部〜守龍編〜 龍の歌
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600798-6
緑のアルダ 約束の地
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-601100-6
影の王国
ピジョン・ブラッド
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614293-9
- カバーにはホラーの文字がありますが、あまりホラーではありません(後に作者によってほぼ否定されてます)。主人公は瞳という名前の女子高生。ある夜、異様に赤い満月を見た彼女は、影の中に、他人には見えないものを見るようになります。そして、同級生の月哉が他人には見えない輝きを持っていることに気づいたとき……?
エスケープ・ゴート
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614389-9
- 月に重なって存在するという異世界の王国からの逃亡者・月哉と、追跡者との戦いに巻き込まれ、さらに自分の出生も月の王国に関係すると知った瞳。こんな彼らの前に、転校生として現れた不思議な輝きを持つ少年・月留。その目的とは……? ラストシーンの二人のあだ名、使い続けてくれると嬉しかったのですが、否定されちゃいました。
ファントム・ペイン
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614463-6
- 十三年おきに王子を生け贄にすることで、その力を維持するという月の王。協力して王を倒すことを提案する月留と、それを拒む月哉。自らの出生の秘密に少しずつ近づいていく瞳。そして、妖しい(しかも怪しい)青年・白藍登場。不気味な動きを見せる白藍ですが、その目的は次巻に持ち越しです。
ファントム・ペイン 2
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614488-9
- 3巻の続きです。突如、街は雪によって閉ざされ、その中で襲撃を受ける月哉と瞳。記憶の不一致に混乱する月留。これらのできごとの背後には……? この巻で謎が大幅に増えての第一部完結です。月哉と瞳、それぞれの母親の関係はかなり複雑そうですね。さらには追手の戦士イヤルド(耳を触ってみたい)との関係も……。ちなみに次の巻では、月の王国が舞台になります。
ブラインド・アレイ
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614533-6
- シリーズ第5巻。これより第二部開幕。奪われた月哉の魂を奪回するため、瞳たちは月の王国へ……。昼間の月の王国って、「明るい」……こんなに日差しが強いとは意外でした。
コッパー・ラスト
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614584-8
- シリーズ第6巻。月の王国で、離れ離れになってしまった瞳たち。さらに誰が敵で誰が味方なのか、はっきりと分からない状況になってます。
テイク・サンクチュアリ
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614620-3
- シリーズ第7巻。謎の大半は残されたまま月哉復活。瞳の母・マリ(連理)の存在が鍵になってますが、この巻では詳細は謎のままです。とりあえず瞳と月哉は月の王国を脱出し、第二部完結です。
フリップ・サイド
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614655-5
- シリーズ第8巻。第三部開幕です。瞳の母親・連理や、月哉の母親・カヤティーザがなぜ地上にやってきたのか、彼女たちと月の王との関係などが、瞳の夢見というかたちで語られます。そして、囚われた月留のために、瞳と月哉は再び月へと赴くことに……。
フェールス・クラウン
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614714-9
- シリーズ第9巻。月の王国へと戻ってきた瞳と月哉は、そこで得た仲間たちとともに月留を救出するため王宮に潜入。が、今度は、白藍の罠にはまり瞳が……。
シャドウ・レイディズ
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614780-4
- シリーズ第10巻。囚われとなった瞳に、王の巫女となるよう要求する白藍。その目的は、茨の中で眠り続ける連理の解放でした。しかし白藍は、王と巫女の関係について、次第に疑問を抱くようになります。
十六夜異聞
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614804-7
- シリーズ番外編。クライマックス直前のひと休み。短編4本が収録されています。なんか第4話だけ妙に浮いているような……(笑)。
ダブル・ギャンビット
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-614889-4
- シリーズ第11巻。白藍を倒し瞳の救出に成功した月哉たち。王の不在は、月の王国の崩壊を招くと知らされ、悩む月哉。一方、瞳のもとには……?
ブルー・ムーン
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600054-3
- シリーズ最終巻。月の王国、王と巫女たちの秘密があかされます。そして、月哉の父・百雷の決断により、王国は静かな滅亡の道を歩み始めます。このシリーズの主人公は瞳&月哉だったはずですが、クライマックスの百雷さま、かっこ良すぎ(笑)。瞳&月哉の関係も、「これから」という感じですね(カバーイラスト参照)。
十六夜異聞 二
- [出版] コバルト文庫(集英社)
- [ISBN] 978-4-08-600146-5
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番外編第2弾。短編集で、収録されている話は全て本編のエピローグの後のものです。
月留がチウリーと一緒にがんばってます(笑)。